とりのぽblog

日々のんびり~ゆったり~たのしく暮らす~

黒電話のおもいで

黒電話、使ったことありますか?

 

どっしりした受話器の重み

ゆっくりまわるダイヤル

ジリリーンと、けたたましい呼び出し音

 

なんともなつかしいです。

 

プッシュホンタイプが登場すると

そちらに惹かれて

当時はダイヤルがなんとなく

古臭くおもえたりしたのですが

 

いまおもえば、やっぱりダイヤルタイプが一番よい!

 

黒電話も時代ごとに種類いろいろ



 

ジーコジーコとダイヤルを回す鈍いあの音。

回して戻るまでの時間が長いため

チケット予約の電話をかけまくるときなどは

大変だったことでしょう。

 

そうです、リダイヤル機能などなかったのです。

 

 

いまとくらべればほかにも不便はたくさんありました。

 

電話機が一家に一台の時代では

コードの長さが短くて、自分の部屋に持ち込むこともできず、

また、長電話をしていると家族から

”電話がかかってくる予定だから、はやく切って!”

と、せかされたり、

 

保留機能がないため、相手を待たせてるあいだは

気をつけないと全部まる聞こえ・・なんてことも。

 

 

しばらくして

保留のメロディーは別の装置を

つけるタイプが登場したような。。。

 

 

徐々に進化していき、キャッチホンという機能ができ

これはずいぶん便利なものでした。

 

通話中でも別の着信があると、音で知らせてくれて

話し中の相手通話を待たせながら

あらたな電話をうけることができる、というすぐれもの。

これなら長電話もとりあえず安心・・というわけです。

 

 

また、当然ながら電話帳機能もありませんでした。

 

だから電話機の横には電話帳というものが

どこの家にも存在していました。

もしくは、よくかける相手の番号はすべて暗記してるのが

あたりまえ。

 

そのせいか、昔住んでいた家の番号などは

すべて今だにおぼえています。

 

いまでは自分の携帯番号さえ??となることがあるのに・・・

 

 

そうそう、留守電機能もありませんね。

 

そして、電話機が一台ということは

かける場合も受ける場合も

誰が電話口に出るかもわからないということです。

緊張の瞬間でもありました。

 

でも、親からすれば、

子の交友関係も把握できたので

それはそれでよかったのでしょう。

 

 

黒電話、そもそも

電話回線にケーブルをつなぐだけで、電話線をとおして

電力が供給されるので、停電時も線がつながっていれば

通話可能とのこと。(アナログ回線)

また、非常にシンプルな機能なので

故障も少ないのが利点です。

 

若い世代のあいだでは

公衆電話はもちろん、ダイヤル式の黒電話を前にしたら

どう反応することか?!気になります。

 

使ったことがないのだからわからないのは

当然ですね。。。

 

 

以上、黒電話のなつかしい思い出話でした。